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2021.04.29

豆知識

バリアフリーリフォームの具体的な内容と費用相場

バリアフリーリフォームの具体的内容

近年人気が高まっているバリアフリーリフォーム。「過ごしやすさ」「快適さ」に配慮することで、誰もが安心して暮らせる住まいを実現できるのが魅力です。障がいを持つ方がいらっしゃる家庭のほか、最近ではご高齢の方や小さなお子様がいる家庭などもバリアフリーリフォームをされる方が増えています。今回は、そんなバリアフリーリフォームについてご紹介していきます。

1.バリアフリーリフォームとは

バリアフリーリフォームとは

バリアフリーリフォームはなぜ必要なのでしょうか?バリアフリー住宅とは、高齢者や障がいのある方が家庭内で感じる支障を取り除いた住宅のこと。ここでは、バリアフリーリフォームの必要性と具体的な内容をご紹介していきます。

バリアフリーリフォームの必要性

階段での転倒、お風呂の事故など、実は自宅内での事故件数は年間1万人以上ともなると言われています(参考:厚生労働省「家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数・構成割合」)。高齢者や障がいのある方だけでなく、若い世代でも妊娠中の方、ケガや病気の際には、何気ない動作も難しくなります。さらに、小さな子どもがいる家庭では階段から転落する事故なども。バリアフリーリフォームをすることで、そのような場面を減らすことにつながるのです。

バリアフリーリフォームの具体的内容

主な改修としては「段差をなくす」、「手すりをつける」「扉から引き戸にする」「滑らないようにする」などがあります。特に重視したいのが、「トイレ」「廊下」「浴室」です。トイレと浴室は密室であるため、家族の目が行き届きにくいことから、安全に配慮したいポイントです。ここからは基本のバリアフリーリフォーム内容にはどんなものがあるのかを解説します。

■廊下、階段のリフォーム内容

階段のバリアフリー
①手すりの設置

足腰が弱ると体を支える手すりがあると、歩く際の負担が軽減されます。

②廊下幅の拡張

将来、車椅子での移動も視野に入れて廊下の幅を拡張しておくのもおすすめです。手すりのある廊下の場合はより余裕を持った幅を検討しましょう。

③段差の解消

部屋と通路、トイレと通路など、各部屋との間の段差を解消します。段差がどれだけ小さくてもつまずくことがあるので、フラットな廊下が理想です。

④階段の勾配の緩和

部屋の広さなどを優先している場合、階段の空間が小さく、その影響で急な階段や一段一段の幅が狭い住宅も。勾配を解消すると、転倒などの事故を防ぐことにもつながります。

⑤階段に滑り止めを取り付ける

昇降の際に、転倒する危険性を削減するために滑り止めがない場合は取り付けると安心です。

⑥床材の変更

汚れにくいフローリング材などを使用している場合は、滑り止め加工にするのがおすすめ。そのほか、滑りにくいコルク材やカーペット材などもおすすめです。

■トイレのリフォーム内容

トイレのバリアフリー
①手すりの設置

体を支えるために欠かせない手すりはトイレにもあると安心です。特にトイレは限られたスペース内で立ったり座ったり、服を脱いだりといった動作を繰り返すため、姿勢を安定させるためにも必ずあると便利です。

②段差の解消

トイレ内に入る際も、段差を取り除いておくと出入りがスムーズになります。

③ドアの変更

車椅子の場合でも自力で開閉しやすいように、引き戸がおすすめです。万が一のことがあった場合に備えて、外からも鍵が開けられタイプにするのも重要です。

④設備の変更

大掛かりなものとしては足腰の弱い方に必須なのが和式便器から洋式便器への変更です。タンクトイレをタンクレスに変更して便器の前の空間を広げる、洗浄レバーやウォッシュボタンを設置するなど、動作がスムーズになるように改良するのもおすすめです。

■浴室のリフォーム内容

浴室のリフォーム
①手すりの設置

出入り口付近のほか、洗い場と浴槽間の移動がスムーズになるように浴槽の近くに設置するなど、体を支えるために設置すると転倒の危険が軽減されます。

②段差の解消

トイレと同様に、出入り口の段差を解消します。

③ドアの変更

引き戸のほか、折り戸がおすすめ。引き戸はドアを引き込むスペースが必要となるのでコストがかかりますが、折り戸なら浴室内のスペースを有効的に活用できます。

④床材の変更

転倒を防ぐため、滑りにくい床材に変更しましょう。また、冬の寒さで床から冷えないように保温性にも注意しましょう。

⑤設備の変更

浴槽の高さがあると洗い場への移動でまたぐ際に転倒する恐れがあるため、またぎやすい高さに配慮するなど体に負担のかからない設備に変更しましょう。そのほか、浴槽のふちに腰をかけられるスペースを設けるのもおすすめです。

⑥温度差をなくす

急激な温度差により血圧が大きく変動することで湿疹や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすヒートショックを防ぐためにも、暖房の設置が効果的です。そのほか、壁面や床面に断熱材を入れて洗面所と浴室の気温が下がらないように工夫をするリフォームも人気です。

2.バリアフリーリフォームの費用相場

お風呂リフォームの価格相場

バリアフリーリフォームの工事内容について解説しましたが、施工内容が部分的なものから大掛かりなものまであり、価格には幅があります。でも一体どれくらいの費用が必要になるのか気になりますよね。ここからは費用相場についてご紹介します。

廊下、階段のバリアフリーリフォーム費用相場

手すりの設置

2〜15万円

廊下幅の拡張(幅850mm以上確保)

40〜150万円

段差の解消

1〜15万円

階段の配置変更

100万円〜

階段の勾配、踏み幅の変更

100万円〜

滑り止めの設置

3万円

床材の変更

6万円〜

トイレのバリアフリーリフォーム費用相場

手すりの設置

2〜18万円

ドアの変更

4〜30万円

和式トイレを洋式に変更

15〜60万円

段差解消

2千円〜15万円

浴室のバリアフリーリフォーム費用相場

手すりの設置

5千円〜5万円

段差の解消

5〜28万円

ドアの変更

3〜20万円

床材の変更

4万円〜

浴槽の変更

50万円〜

暖房の設置

10万円〜

リフォーム内容が細かく、部分的に依頼するのが難しい場合もあるため、業者に相談してみましょう。

3.助成金や補助金は活用できるの?

介護保険補助金について

バリアフリーリフォームを検討中の方は、介護保険や市区町村の助成金制度が適用できる場合があります。費用が軽減できる可能性があるため、バリアフリーリフォームを考えている場合は助成金の利用を検討しましょう。ここでは、介護保険を利用する場合と、岐阜市の助成を利用する場合の例をご紹介します。

介護保険制度の「住宅改修費」を利用する場合

自治体から「要介護」などの認定を受けるなど、一定の条件を満たす場合、費用を補える可能性があります。また、対象となるリフォーム内容も決まりがあるので確認しましょう。また、ほかの介護保険サービスの支給限度額には含まれないため、毎月の限度額の枠を気にせず利用することができます。

給付上限額は最大18万円

住宅改修費の保険給付対象限度額20万円から、自己負担額1〜3割を除いた金額が支給されます。
(※つまり上限20万円までのリフォームを1割の負担で行えます)

3つの支給条件

・「要介護」もしくは「要支援」に認定されている
・福祉施設に入所しておらず、病院にも入院していないこと
・改修する家の住所が被保険証の住所と同一で、本人が実際に居住していること
以上3点をすべて満たす必要があります。

支給対象リフォームの内容

・手すりの取り付け
・段差の解消
・滑り防止及び移動の円滑化のための床材変更
・引き戸などの扉の取り替え
・洋式便器への取り替え
・上記5つの改修に伴い必要になる工事

岐阜市の助成金制度の場合

介護保険制度とは別に、自治体が行う助成金制度があります。今回は岐阜市の「身体障害者住宅改善費の助成」の場合をご紹介します。

給付上限額

上限額は70万円(所得税額に応じて補助額が異なります)

対象者

・市内に1年以上在住する6〜65歳未満の身体障害者手帳1級・2級
(視覚・下肢・体幹・補装具で車椅子の交付を受けている内部障がい者)
・介護保険の要介護度が1〜5の障がい者で、かつ前年の所得が70,001円以上でない世帯
※65歳以上の障がい者の場合は介護保険課へ申請

対象工事

浴室、玄関、階段、廊下、台所、洗面所等の障がい者本人や介護者の負担を軽減するための改造工事

※詳細は自治体へのお問合せをお願いいたします

いかがでしたか?

バリアフリーリフォームを行うことでさまざまなリスクを解消し、快適な住まいを実現できます。バリアフリーリフォームを成功させるためには、実際にどのような導線で動くのかなど、使い勝手を考えて実行するのが大切です。

そのため、バリアフリーに精通したリフォーム業者を選びましょう。また、要介護者が居住する場合は、介護リフォームの一環として助成を受けることが可能ですので、担当ケアマネージャーに相談したり、介護保険の知識を持つリフォーム会社に相談したりすることを忘れないでくださいね。

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